螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

クイナさんかわいそう(こなみかん)

 『ノエイン』配信が今日までですから!!!! そりゃお前、見るしかないじゃないですか。一日で十四話くらい一気に見るしかないじゃないですか。したらお前、小説書く時間ないじゃないですか。でも仕方ない。ノエインだから仕方ない。あぁ、しかしなんだな、本作の黒幕というかラスボスというか、それ系のアレな人は「この世は苦しみに満ちているし、俺たち人間は生きている限り無限に苦しむしかない」という思いが根源にあって、ことを起こしているわけである。で、まぁ彼自身も人生に絶望するに足るような目に合っているわけだが、しかし、なんだ、やっぱそれはサンプルが少なすぎて「人間は不幸になるしかない」という結論を導き出すのは尚早ではないのか? 君の個人的体験をあたかも一般論のように語って自分の行いを正当化するのは詭弁ではないのか? というような気持にはなる。というかつらい目に合ったからなんかする系のラスボスはなんでこう主語を拡大するのか。お前の不幸の原因は特定個人であって、復讐対象を世界にまで拡大してしまうメンタルがわからん。そして誰も作中でそれを突っ込んでくれないのでモヤモヤするのだが、まぁ本作は演出が凄くて、すごすぎて、なんか理屈の上では納得いかないのだが、なんか納得させられてしまうのであった。

 

 時間切れ。

 

(ギデオンあたりは俺のこのモヤモヤ感の影響か、およそ俺が考えうるあらゆる種類の論理的ツッコミを受けさせた。それでもなお事を進める敵役でいてほしかった)

二次元☆侵略兵器智子ちゃん

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 ほんでな、ワイはようやく『三体』を読了したんや。いや、その、読み始めてからどんだけ経ってんだよという話であるが、正直なところ序盤(というかある重要人物の過去話)がきつくて、かなりゆっくりとしたペースで読み進めていたのだ。まぁその、最後まで読めば必要な個所だった、というのはわかる。わかるが俺は見たこともない驚異的な何かを求めてSFを読んでいるので、その、きつかった。中国の文化大革命時代に起きた理不尽だかなんだかを描いているわけだが、いや、うん……もっとこう、爆発とか! 化け物とか! 超兵器とか!! 出てきてくれよ!! なんなんだよ!! 俺はいつまでこの辛気臭い話に付き合わなきゃならないんだよ!! という気持ちになった。あと作中に登場するVRゲーム『三体』が、その、これゲームとして面白いか??? ってなった。あのー、プレイヤーが結果に関与できてんの? これ? 若干のインタラクティブ性もあるただの物語では??? そこで描かれている世界も、なんか過酷なのはわかるが特段に魅力的にも映らず、いや、終盤の展開に必要なのはわかるのだが、それにしてももうちょっと、なんというか、爆発と血飛沫と化け物と超兵器をバンバン出してほしかった。

 

 時間切れ。

 

(終盤の展開で完全に盛り返しはしたが、序~中盤、もうちょっとやりようはあったんじゃないのかという気がしてならない。「読者を極力我慢させない」という俺の創作指向とは全く異なる理屈で書かれた物語だった)

つのるbot疑惑!!!!!

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 ほんでな、なんかFGOを起動しなおしたら? 「残り21日」とか出るわけですよ。どういうことだ! どういうことだよクソッ! クソッ!! どういうことだよ特別再臨!!!! お前、そのバグはないだろう。何がどうなってそうなったんだよ一体!!! あー、まぁいい、まだ期限切れじゃないとわかったのならいい。えー、あー、それで、今日は逆噴射センセイも激賞していた『デスティニー2』を始めてみた。あの、待って??? このゲーム、特にオンラインマルチをやる、という意思表示しなくとも勝手にマルチ世界に放り込まれるゲームなの??? というかシングルプレイとか存在しない系男子なの??? おい待ってくれよ心の準備とかいろいろあるでしょうが!!!! まぁチャットとかしなくて良さそうなのは助かるが!!! だがちょっと待ってほしい。確かにキャラクターの頭上に名前と思しき英字列が存在していたが、彼らは本当に実在する人間なのだろうか。だってお前、こんな今日始めた初心者がチュートリアル受けながらたどり着くような場所に既存プレイヤーがなんか用があるとは思えませんよ。どう考えても数人ほどいたのだが、実はbotではないのか。というかうちのクソ雑魚無線LANでこんな支障なくプレイできてるのがおかしい

 

 時間切れ。

 

(といってもオンラインマルチとかやった経験今までの人生で数えるほどしかないので何とも言えないが)

俺の……俺のときめきを返せっ…!

 ほんでなんだ、台風パイセンが? なんかかつてない地球史上最大規模で? 存在しなかったカテゴリー6認定だとか? まぁそれはなんか、ニュースサイトの恣意的な誤訳で、デマらしいけど、なんかすごい勢いらしいじゃないですか。したらお前、仕事なんか行っちゃいけませんよ。家に引きこもる一択でしょう。遠藤さんと尻尾さんは確か東京在住ですよ。生きろ……! 俺を置いて逝かないでくれ……! で、したらお前、三連休ですよ。三日も合法的に引きこもれるんですよ。すごない? ヤバない? これはあのー、あれですよ、シロガネのレビューも? 進んじゃう感じじゃないですか? おっほっほ?(カメラ目) おいやめろ!!!! そのいやらしい喋り方をやめろ!!!! 広島で高みの見物をしているお前に何か言う資格はない!!!! あー、やばい。あと一分半何書こうか。あのー、FGOの、なんかね、サーヴァント一騎だけ選んで、そいつをレベル上限まで一気に何の進化素材も必要でなく一気に到達させられるという夢のようなシステムである特別再臨がね、あったんだけどね、まぁ、ライダー戦力が不足しているので、なんかアキレウスだかイスカンダルだか強くてカッコイイライダーを

 

 時間切れ。

 

(引き当てるまでこれを使うのは控えておくか……とか思ってたらいつの間にか期限切れで俺は壁に頭を打ち付けた)

逆噴射小説大賞応募作を読みふけるだけで一日が終わった

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 あの、ちょっと待ってくださいね。アンタゴニアスね、俺は今まで月・木更新だったけど、これからは木・金更新に変えるということをツイッターアー上で周知し、ここでは言い忘れていたわけであるが、あのー、それが先週のことで? で? 今日が? 木曜日で? なんで俺昨日アンタゴニアス更新してるの??? おかしない? 時空歪んでるよ??? あれ?? 俺はなんで昨日から今日までの長期間にわたって一日ズレた時間認識を持ってたの??? ワカラナイ……あのー、まぁそんなことはいいや、あの、何日か前の日記のさ、『killer7』の感想記事でさ、小説一気読みできたの『デビルズゲーム』と『記憶破断者』ぐらいだとかなんとか言ってたけどさ、タイトル間違えてるわ。『デビルズゲーム』じゃねーよ『デビル・ボード』だよ!!!! あのー、なんかまぁ、悪魔に強制されてのデスゲーム小説なんだけどさ、まぁ読みやすいし面白いし頭脳戦ありありだしでものすごい面白かった。ボードゲームを主体にして、確かサイコロ振って止まったマスの世界にダイブして、そこで凶悪なデストラップを回避しながら目的を達成するとその手番はクリアとなって次のプレイヤーの手番となるわけですな。

 

 時間切れ。

 

(で、同じマスに止まったら、まぁ同じ世界に複数のプレイヤーが飛ばされる感じになるのですな。ここまで書いといてなんだけどすげぇうろ覚えだな。悪い意味で薬物じみた快楽を伴う作品だった。初読時の没入感はやばいけど、何度も読み直す気にならないのだ)

だから、つまり、なんなんだよ!!

  ほんでな、アンタゴニアス五十三話をアレすんねんけどな、あのー、あのさ、ジアドくぅんさぁ、君、君、その、なんだ、どうすればいいの??? ここにきて哲学的ゾンビを小説の登場人物として描写することの無理が表面化してきたような気がする。第一部のラストバトルに向けて、ジアドくぅんはジアドくぅんなりにアーカロト氏と戦う動機は持ってもらいたいわけであるが、哲学的ゾンビは動機など持ち得るのか? いや、もちろん、表面的、つまり機能的意識のレベルでは動機を持っている(ように見えるように振舞う)ことはできる。だが、現象的意識のレベルでは、もちろん虚無である。そのような存在の視点で小説を書くことは不可能であるわけだが、しかしやはりラストバトルではジアドくぅんも激熱心理描写とかさ、したいじゃないですか。ねえ? しかしジアドくぅんの力の根源は、まさに哲学的ゾンビであることに起因しているため、もしも自我やクオリアを獲得してしまったら力を失ってしまうのである。クソッ、どうすればいいんだ。どうにかして虚無のまま心理描写が描ける存在になってもらわなければならないというのに……! たとえば『ハーモニー』に登場する哲学的ゾンビは、意識を持った人間と表面上何も変わらないように見える。普通に泣き、笑い、日々の営みを行う。

 

 時間切れ。

 

(この作品では、「意識とは脳内の特定の部位に宿るものではない」としている。どれだけ脳みそを細かく刻もうと、根源的主観は発見できない。それらは複数の異なる欲求なり情動なりが喧々諤々と議論を交わす、その会議そのものが意識であるとしている。葛藤こそが意識の本質であると)

そしてちゃんと仲直りする

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 ほんでな、今年もメキシコの荒野で祭りが始まったっけわけよ。逆噴射小説大賞2019!!!! というわけで俺も出した。出したが、なんかこう、文章で殴るタイプの作品やからなぁ。なんか俺は文章力と発想力のどっちが欲しいかと言われれば発想力選ぶかなぁ、という男であり、この作品に対する評価はそんなに高くはない。去年出したアンタゴニアスは、アイディアが我ながら走ってた。あれを思いつけたのは奇跡だと思う。そして審査員はダイハードテイルズの諸氏である。「これロヅメイグじゃねーか!!」ってなるのは確実だ。それがどう響くか。わからん。まぁ十月いっぱいは祭りが続く。ゆっくり考えよう。そして『ノエイン』第四話を視聴する。あのー、本作のいいところは、ほんと、いくらでも雰囲気を暗くできるポテンシャルを持った物語なのに、演出だかBGMだかで暗くなりすぎないのがいいよね。春香氏が親友と誤解からの喧嘩をしてしまい、ビンタの応酬からの喧嘩別れをしてしまうのだが、普通の作品だとなんか深刻な感じの雰囲気にしてしまうところを、本作はほのぼのイベントみたいな雰囲気になってしまうのであった。

 

 時間切れ。

 

(まぁ当然、異世界からの刺客云々に比べたらぜんぜんほのぼのとした日常でもあるのだが、それでもあそこであのBGMを流せてしまうセンスはすごいと思った)