それに接触した瞬間、ディルムッドは絶望した。暗黒の粘液は、ただひたすらに「死ね」と告げていた。憎しみと狂気が足元から這い上がり、魂魄を侵していった。なんだこれは。俺はこんなものに耐えるつもりでいたのか? 正気を保ったまま、大聖杯まで至れると…
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