螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

暗緑の魔戦士


上「はい、というわけでね、『グスコーブドリの伝記』見てきたよ!」
右「いやそっちじゃねーから! アンタの映画遍歴はどうでもいいよ!」
左「結局あれどうやって火山を噴火させたんですかー?」
右「お前もかよ! コモラフでそんな健全な映画やってるわけねーだろ! 設定無視発言もいいかげんにしろ!」
 『ムカデ人間』とかはやってそう。むしろ実現してそう。
 ともかく、新たな仲間を加えて現実宇宙への襲撃を敢行する陰謀団〈網膜の恍惚〉であった。



 初期状況。
 お相手はかりびあんさんのケイオスマリーン!!
 ディーモンプリンスに率いられた、かつてなく重装甲な軍団である。
ザメンホフ「ひとまず、今回はあなたがたのやりかたに従いましょう。実際に見なければ問題点もわかりませんしね」
ヴァトハール「よーし、それじゃー今回も突っ込むよー!」
女獄長&ウィッチたち「はぁーい!」
ザメンホフ「…………」

ウォリアーA「あれが渾沌の軍勢か……初めて見たぜ」
ウォリアーB「ビビんじゃねー! なんかすごいオーラ的なものが出てて長いこと直視してると気が狂いそうになるけどビビんじゃねー!!」
 ウォリアーたちが己を鼓舞し、猛烈な射撃を開始するが、動揺で手元が狂ったのか、有効打はひとつもなかった。
 そして次の瞬間。

QBくん「うごふっ! これが……天才……」
 迫撃砲弾が飛来し、炸裂。QBくん二名が肉塊と化す。

 さらに、女獄長の乗るレイダーにも砲撃が降り注ぎ、一瞬で破壊!
女獄長「まーたーでーすーかーあー」

ザメンホフ「……まぁ、ひとまず下がりましょうか」
QBくん「ここで激情に駆られて突っ込まず冷静に後退……大した奴だ……」
ザメンホフ「心のこもってない賛辞はマジでムカつきますね。訴訟」

 砲撃は胸板兄貴スカッドにも襲いかかる。
ウォリアーC「兄貴! 二人やられやした!!」
胸板兄貴「うろたえるんじゃねえ! 撃ち方用意!!」
 すかさず応射するも、やっぱり有効打はナシ。
胸板兄貴「……やべえな」

三馬鹿「ヒャァ我慢できねえ!! 突撃だ!!」
 珍しく快調な三馬鹿、交差斬撃で火力支援を行っていたオブリタレイターに痛撃を与える!

三馬鹿「すげえ!! 俺たち輝いげふぉ!!
 背後からの反撃で二名死亡。
 三馬鹿が三人じゃなくなった。


 そうこうやっているうちに装甲兵員輸送車両がこちらに肉薄。続々とケイオスマリーンたちが降車してくる。

馬鹿「うがあああ、名前表記がすげぇ腹立つしこのままで終われるかァァァァ!!!!」
 戦果、一人

QBくん「むっ、出てきたか……これは突っ込むしかあるまい。行きますぞ、ザメンホフ殿!!」
ザメンホフ「え? は? いや私強行軍ルール持ってませんけど……」
QBくん「細かいことはよろしい!! レッツ虐殺!!!!」
 ※素で忘れてました。




ザメンホフ「…………」
ヴァトハール「…………」
女獄長「…………」
胸板兄貴「…………」
ザメンホフ「映像はここで途切れています」
胸板兄貴「は?」
ザメンホフ「映像は、ここで、途切れています」
 意訳:撮ったはずの写真が消えてましたファッキン。
ザメンホフ「正直、↑この事態に対してどうオチをつけたらいいのかわからなかったので恐ろしく遅れたわけですが……まぁそれはともかく! あの後、我々は一矢たりとも報いることなく好き放題フルボッコされて終わりました。何か言うことはありますかな? はいそこの一番何もしてないマダオ。答えなさい」
ヴァトハール「だって砲撃思ったより怖かったんだもん!」
ザメンホフ「万死!」
ヴァトハール「ぶべっ!!」
 尾骶骨の一撃が、まるでダメなオッサン略してヴァトハールを吹っ飛ばした。
ザメンホフスペシャルセーヴィング値2を誇りながら何たる弱腰か! 臆さず肉薄してグレネードでも投げたらどうですか!」
 だって前に出たらギョロちゃんがまた死んじゃうじゃん……とかいう呟きを無視して、ザメンホフは女獄長に向き直る。
ザメンホフ「それからそこの怖い顔の娘!」
女獄長「怖い顔ってゆーなー!」
ザメンホフ「なんですかあのレイダーの位置どりは。廃墟に入ったところで所詮はカバーセーヴィング値4! それよりも最高速度で肉薄してカバーを得た方が、敵に近づける分まだマシというもの」
女獄長「ほあー、なるほどー」
ザメンホフ「それから、なんで廃墟の中にいつまでも縮こまってんですか。ブラストピストル持ってんでしょうが」
女獄長「あー、わすれてましたー」
ザメンホフ「万死!」
 尾骶骨の一撃を、女獄長はわずかに首を傾げてかわした。
ザメンホフ「そしてそこのクソ若造! 名前の割に胸板は普通っていうかウチのエリテマトーデスのほうがずっとスゴイですよ!」
胸板兄貴「いやアレと比べられてもなぁ!」

 ↑アレ。
ザメンホフ「マジなんなんですか今日の体たらくは。一発たりとも有効打がないじゃないですか。カバライトウォリアー(笑)。射撃が得意(笑)」
胸板兄貴「うぜー! けど言い返せねえ!!」
ザメンホフ「今の時点でまともにビークルを撃破できる武器を持ってんのはあなたがただけなんですよこの役立たずが。しっかりしなさいクソガキ! 万死!」
 尾骶骨の一撃を、胸板兄貴はちょっとのけぞってかわした。
ザメンホフ「ふぃー。しかし今回の惨敗で、あなたがたの課題は明らかとなりました。すなわち――」



・対ビークル能力の低さ。
・レイダー運用の下手さ。
・廃墟に閉じこもって攻勢のチャンスを逃す穴熊根性。



ザメンホフ「強襲瞬殺が我らダークエルダーの基本教条です! これからは以上の点に留意して、新戦力の迎え入れや装備の見直しを図ってゆくとしましょう」
ヴァトハール&女獄長「ふぁーい」
胸板兄貴「ケッ……そういうテメーもあの後ボコられてんだろーが……」
ザメンホフ「なんか言いましたか?」
胸板兄貴「べっつにー?」


 本日の獲得ペイントークン:ゼロ
 〈網膜の恍惚〉の明日はどっちだ!!