螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

何ホ湧……(困惑)

 前回までのあらすじ:俺は悪くない。

上「はい、というわけでね! ようやくこのトライフォースが復活したわけなんだけどね! かかりすぎだよ! 失踪から復活までどんだけかかってんの!」
右「…………」
左「えーと、2012年の十月に失踪してー、で、その約一年後に復活ですねー」
上「ちょっとびっくりするレベルだよ! 怠惰もここまでくるとひとつの芸だよ!」
右「…………」
左「まぁ筆者もこれからはセルフ管理メントを重点して月二回は更新すると言っているのでー、多分どこかでめんどくさくなってほっぽりだすのが目に見えてますけどー」
上「『三か月で飽きる』に花京院の魂を賭けよう!」
「おい、そろそろ突っ込んでいいか?」
上「え?」
左「えー?」
「えーじゃねえよ!」

「誰だよこいつら!! なんで三回出て来た!!」
 胸板兄貴が指差した方には、なんか妙に美白なハゲがいた。
???「最初に言っておく。私はセクシュアルマイノリティだからと言って理不尽な迫害を受けるとすごく興奮する」(CV:玄田哲章
ヴァトハール「やべぇよ……やべぇよ……」
女獄長「┌(┌^o^)┐」(←『けいせんかっこけいせんきゃれっとおーきゃれっとかっことじるけいせん』と発音している)
胸板兄貴「……え、何、こいつ俺がいない間に迎え入れていた新メンバーだったりすんのか?」
ヴァトハール「いや、全然知らない人」
胸板兄貴「ただの不審者じゃねーか!! おいおめーら! 取り押さえろ!!」
舎弟たち「がってん!!」
 黒金のアーマーを着込んだ舎弟たちが一斉に殺到し、美白スキンヘッドを取り押さえた。
???「やめて! 私に乱暴する気でしょう! エロ同人みたいに! エロ同人みたいに!!」(CV:玄田哲章
胸板兄貴「玄田哲章に何言わせてんだテメーは!!」
???「ザッケンナコラー!!」(CV:玄田哲章
ヴァトハール「うん、そのキャスティングも正直謝るべきだよね」
 しかしケジメニンジャが登場すれば恐ろしくかっこ良くなること間違いなしなので一概に否定も出来ない。
 いやそんなことはともかく、地下の拷問室に連行することにした〈網膜の恍惚〉首脳陣であった。
 そこで、この男がカダグロ邸に現れた恐るべき事情が明らかとなる――!






「うぅ〜、トイレトイレ! 今、トイレを求めて全力疾走している私は、下コモラフでギャング団を束ねるごく一般的なクレイトス。強いて違うところを挙げるとすれば、男に興味があるってとこかナ――」(CV:玄田哲章

「名前は大槍♂兄貴。そんなわけで帰り道にある陰謀団のトイレを借りようと侵入してみたのだ☆」(CV:玄田哲章





 想像以上にどうでもいい事情だった。
胸板兄貴「よし殺そう」
女獄長「そうですねー」
大槍♂兄貴「いやあああああらめえええええええ!!」(CV:玄田哲章
胸板兄貴「いちいちCVを誇示すんな!! 聞いてると死にたくなるわ!!」
大槍♂兄貴「良かったのかい? ホイホイ決めちまって。私は今極めて漏らしそうなんだが? 今殺されると漏らすよ? ここで。盛大に。エロ同人みたいに!」(CV:玄田哲章
ヴァトハール「なんて斬新な脅迫……!」
女極長「とりあえず行かせてあげたらどうですかねー。その、後始末とかー? 正直避けたいですしー」
ヴァトハール「掃除当番が可哀想だからね。仕方ないね」
大槍♂兄貴「してる最中に入ってきてもいいのよ? エロ同人みたいに」(CV:玄田哲章
胸板兄貴(うわぁ、殺してえ……)





(クレイトス排便中……)





 スッキリした顔つきでトイレから出てきた美白ハゲ。
大槍♂兄貴「ふぅ……」(CV:玄田哲章
胸板兄貴「お前が言うとなんか卑猥な意味に聞こえるからやめろ」
大槍♂兄貴「やれやれ、ため息も思うようにつけないとは……嘆かわしい世の中になったものだ」(CV:玄田哲章
ヴァトハール「で、命乞いの算段はついたのかな?」
大槍♂兄貴「とりあえず、私を雇いなさい」(CV:玄田哲章
胸板兄貴「しれっと何言ってんだテメー」
大槍♂兄貴「確保能力の不足」(CV:玄田哲章
胸板兄貴「!?」
大槍♂兄貴「君の帰還を祝っている最中、ここの陰謀団の戦力はおおまかに把握したんだが? トループ枠の兵が最低限しかいないようなんだが?」(CV:玄田哲章
女獄長「あー、胸板兄貴がエリート枠になっちゃいましたからねー」
胸板兄貴「うぐっ」
大槍♂兄貴「そこでグッドニュースなんだが? 私は十九人のカバライトウォリアーを率いる、それなりにビッグなギャング団なんだが?」(CV:玄田哲章
胸板兄貴「ぐぬぬ
大槍♂兄貴「シモの方もビッグなんだが?」(CV:能登麻美子
胸板兄貴「それはどうでもいい! というかなんでCV替えた!! お前はもう全方位に謝れ!!」
 胸板兄貴とて、こいつが言いたいことはわかりすぎるほどわかっていた。
 でも、こいつを仲間にするとか嫌すぎた。
 くさそう(確信)。
 いやいやしかし、現状カバライトウォリアーの二十人分隊は喉から手が出るほど欲しい人材である。
 しかも窮地に陥りながらこちらのニーズを的確に見抜いて売り込んでくる。同じサイバライトでもチェーン兄貴などとは比較にならない知能の持ち主だ!
 いやいやいや……チェーン兄貴より上ってお前それ別に褒めたことになんねえからな?
ヴァトハール「ところで君、クレイトスさんのコスプレしてるということは、『ゴッドオブウォー』とか得意なのかな?」
大槍♂兄貴「なに、大したことはない。ブレイドオブアテナでゴッドモードクリアする程度だから」(CV:玄田哲章
ヴァトハール「君のような人材を待っていた!!」
 ガシィッ、と。
胸板兄貴「うぉぉぉい!! なに勝手に話進めてんの!!」
ヴァトハール「はっはっは。ミー、アーコン。ユー、ドラッコン。OK? OKアーハン?」
胸板兄貴「都合のいいときだけ上司ぶってんじゃねえぞテメー!」
ヴァトハール「もう『とってもハルヒ』は聴き飽きたお……クリアしたいんだお……」
胸板兄貴「おめーがクリアするんじゃねえだろ! 他人の手借りるんだろ!」
ヴァトハール「いやぁ、すまないね大槍♂兄貴。この通り頑固な子でさ……」
大槍♂兄貴「いいんです。僕、胸板兄貴みたいな人、好きですから……」(CV:玄田哲章
胸板兄貴「よし殺そうやっぱ殺そう今殺そう」
女獄長「いっやー、これは目が離せなくなってきましたねー!」
胸板兄貴「腐った目で俺を見んな!!」

 ともかく! カバライトウォリアー二十人分隊を率いる大槍♂兄貴が仲間になった!!
「まぁ大船に乗った気分でいたまえ。エロ同人みたいに人数を活かした活躍をしてみせようじゃないか」(CV:玄田哲章




 ――つづく!!!!