螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

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ケイネス先生の聖杯戦争第二十九局面

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 さて、アーチャーはどう動くか。考えるまでもなく初手エヌマエリシュはない。奴はディルムッドを舐め腐っているし、実際そうしても仕方がないレベルの実力差はある。ゆえに最初はゲートオブバビロンで遊ぶだろう。だが――困ったことにゲートオブバビロンの時点でディルムッドには致命的なのである。射出される原初宝具の威力は、ディルムッドの耐久力では一発で致命傷に至りかねない。よってかわし続ける必要があるが、調べてみるとギルは原初宝具射出を千丁くらい同時に撃てるようだ。駄目だ、とてもかわし切れない。どうするか。だが――今まさに宝具が射出されるその瞬間、ギルの胸板で魔力の爆発が発生し、吹き飛ばされる。何が起こったのか? 宝具による狙撃である。一体誰が? もちろんバーサーカーだ。見晴らしの良い柳洞寺境内を一望できる狙撃ポイントから、衛宮切嗣のメインウェポンたるくそでかい狙撃銃をぶっ放したのだ。しかし待て。そんなことは可能なのか? 確かにランスロットは武芸百般だが、それは剣だの弓だの槍だの

 

 時間切れ。

 

(生前のブリテンに存在した武器ならば十全に扱えるというだけのことであり、ライフルによる狙撃などという高度に専門的な近代スキルを身につけているはずがないのだ)