螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

彼は真顔で書き終えた

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 まぁ、『閃の軌跡』シリーズはRPGですわな。女性キャラも登場しますわな。そしてそのスカートは大層短いかんじですわな。結構なことですわな。そして3Dゲームですから、グリグリと自由に視点を動かせますわな。あとは……わかるな? ところが。ところがである。『閃の軌跡』1と2において、女性キャラクターのスカートは鉄壁であった。どのように視点を動かそうとも確認することは不可能なのである。そして、梯子を上り下りするアクションも存在するのだが、その最中ですらまったく、一切見えないのである。そんなことがありうるのか……!? 俺は率直に言って驚愕した。なぜそんなことが実現できているのかがわからなかった。見えるはずなのだ。立っている時ですら戦闘の拍子に見えかねない丈なのである。リアルに考えて見えないはずがないのだ。いったいどのような技術がこの事実を成立させているのか。製作者の深いこだわりを感じ取り、俺は大いに感銘を受けたものである。そう、見えない、ということが逆に豊かなのである。あれですよ、つまり様々な色やデザインでありうる。あらゆる可能性が内包されているのですよ。シュレディンガーのパンツですよ。そこには「はいてない」という可能性すら許容されている豊穣なる沃野ですよ。

 

 時間切れ。

 

(アトラクタフィールドなど存在しないわけですよ。これがどれほど深遠で美しいことであるかは論を待たぬ)