螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ところで本日の文字数が893だ!!!! 獣の数字!!!!(どうでもいい)

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 とはいえこの筋書きにも問題はある。ラスボス飛鳥了の人物像に対する掘り下げがまったく足りないという点だ。なぜ人類を滅ぼそうと思ったのか。なぜそんな中で不動明だけは好きだったのか。そう思うに至った経緯を描くべきだったと思う。でもまぁ、映画でラスボスの人物像が掘り下げられないなんてことはわりと珍しくもないし、まぁマイナスポイントではあるのだが致命傷ではない。本当に、俺が実写版『デビルマン』で許容できないほどひどいと感じたのはメインキャストの演技のクソという言葉では表現しきれないクソさだけなのである。他の要素は「あー、うん、いんじゃね?」ぐらいの気持ちだった。そしてはっきりと言おう。変身ヒーローものでヒーローの変身形態がカッコイイ以上に大事なことなどあるだろうか!? なぁ~~~~~~~いッッ!!!! それ以外などすべて枝葉末節じゃい!!!! そういう要請に対し、本作は完璧以上のものを提供してくれた。この一点でもって俺は実写版『デビルマン』を見て良かったと思う。二時間を費やす価値はあった。しかし同時に思う。俺は原作マンガを読んでおらず、『デビルマン』というコンテンツに対して何の思い入れもない状態で視聴した。

 

 時間切れ。

 

(しかも本作を見るために一円たりとも払っていない。これが仮に千ウン百円だかを支払って映画館で見たと仮定した場合、まぁその、やはりがっかりしてしまうと思う。それぐらい主人公の演技はひどい。戦闘シーン中はミュートにすることをお勧めする。奴のカラテシャウトは本当に耳が腐って「うおおおおデザインかっけえええええ」という感動に盛大に水を差すこと甚だしいのだ)