螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

という妄想のもとにopを聴くと、実に不穏で趣深い

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 ほんでまぁ、グリッドマンの話ですよ。六話見て、「町の外には何もない」とかいうゼーガペイン的事象に出くわした俺は、本作の世界が新条アカネのローカルコトダマ空間なのではないかという予想を抱くに至る。なんだ、そう考えればさまざまな不条理に「だってこれ夢だし」という回答ができるのだ。何より、アカネ氏とアレクシス氏がグリッドマンを「困ったお客さん」と呼んでいたことが傍証になると思う。お客さん。本来この世界の者ではないが、何らかのイレギュラーで存在している、というニュアンスがあるように思える。もしそうだとして、アレクシス氏の目的は何か。何を狙ってアカネ氏を唆しているのか。真っ先に思いつくのが「時間稼ぎ」という仮説だ。何らかの方法でグリッドマンと愉快な仲間たちをアカネ氏の精神世界にトラップし、彼女が作る妄想上の怪獣たちと無意味な戦いに明け暮れさせ、時間を空費させ、一方で現実世界では本物の怪獣を解き放って侵略事業を完遂させようとしているのではあるまいか。もしそうなのだとしたら――俺はアカネ氏に謝らなくてはならないかもしれない。グリッドマン不在の現実世界は、それはもう酷いことになっていると思われる。

 

 時間切れ。

 

(文明は崩壊し、ジード軍団みたいなアホが暴虐を振るい、世紀末救世主が行き倒れているような世界なのかもしれないのだ。そんな痛苦に満ちた世界で、現実から心を閉ざし、自らの明晰夢の中で暴君として振る舞うのを、いったい誰が責められるというだろう。彼女の暴虐が現実世界に被害を与えていないのだとしたら、俺は今までの態度を悔い、改めてアカネチャンカワイイヤッターするにやぶさかではない)