だが憎悪の表現自体が、他者に不利益を与える可能性は当然ある

　なんかさー、『フルメタル・パニック』の作者が？　なんか失言をかまして？　で炎上し？　でフルメタのコミカライズを担当していた漫画家が、フルメタ続編の漫画の仕事はしない宣言をして？　でそれが称賛される的な情景を目の当たりにして、なんか、なんかなー、おぞましいものを感じた。親の罪を子に被せるんじゃないと。なんか書籍化作家が過去のツイートでヘイトスピーチしてるから書籍化取り消しとかさー、なんか違くないそれ？　あのー、まず「ヘイトスピーチ」という概念に違和感を禁じ得ない。まぁ、特定アジアに対して侮辱的な発言をするのは確かに品がないし、それを見ても特にプラスの感情はわかないが、これに対する反論として「ヘイトスピーチはやめろ」はなんかおかしいだろ。あのー、その発言内容に対してさ、証拠を上げて否定するならいいよ。「お前の言ってることは事実無根だからやめろ」なら反論として正しいよ。そうじゃないよね、「ヘイトスピーチやめろ」とか言ってる人がエビデンスを伴った否定をしてるとこ見たことないぞ俺。その侮辱発言がダメなのは、事実無根だからであって、そこに真実が含まれているのなら、それは主張すべきなんじゃないの？

　時間切れ。

（発言内容が事実か否かが問題なんであって、憎悪の表現自体を押さえつけるのはどうなんだ？　誰が誰を嫌おうがそんなもんそいつの自由やろ。どんだけ他人に興味津々やねん）