螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

そういう文脈を踏まえたうえでペンウッド卿の扱いを見ると、何かこう、味わい深いな

 ほんでな、ペンウッド卿が同じことゆうてたとかゆうてましたけど、そもそもヒラコーはツイートを読むまでもなく銀河英雄伝説の大ファンやからな。したらお前、これは偶然でも何でもなくオマージュであると、そう考えるべきでしょう。銀英伝の特異というか鋭い点は、この普通ならば人情味にあふれるペンウッド卿みたいな人物が、看過しえぬ邪悪として描かれる点である。総司令官が人情で動くなど、醜悪極まりない自己満足であり、そんなものに巻き込まれて無駄死にする将兵らに対して何の責任も果たせていない、まさしく生まれてきたことが誤りと称すべき絶対悪であると、だいたいそのように論じられるのだ。その論は正しいが、しかしあの状況で助けに行かないことが最適解であることがすぐに理解できる人間は希少であるようにも思う。つまりかませおっさんは能力が足りなかったのであって、方向性が間違っていたわけではないのではないか。足りぬことを悪と断ずるのはいかがなものか――というのは凡人の、一般人のレベルでの正論である。数万の艦隊を指揮する司令官に適用すべき話ではない。恐らく医者がその生涯で預かる命とは比較にならない数の命の行く末を握る存在に対して「人間らしくあれ」などと絶対に言うべきではないのだ。

 

 時間切れ。

 

(つまりなにが言いたいんだよ今日の日記はよ!!!!!!)