螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

レベロ氏……

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 あー、銀英伝自由惑星同盟が名実ともにこの世から完全消滅するの巻。でまぁ、ラインハルト氏は同盟首都ハイネセンに降り立ってなんやかんやいろいろするんだけども、そのなかで民主主義を貫こうとする役人が「銀河帝国皇帝を自称するラインハルト・フォン・ローエングラムなる者、法律上の資格なくして議場の見学を申請す」なる公文書をしたためたため、まぁ当然不敬罪案件なのであるが、ラインハルト氏は「立派な男だ。こういうやつが閑職に追いやられているから同盟は滅んだのだ」と激賞し、処罰をしていない。ここで俺は、いったい君主の度量とは何なのであろうか、と思う。まぁ、臣下の粗相や無礼を無制限に赦すようでは、専制君主は立ち行かない。部下の力量不足による失敗は、そいつの力を見抜けずに命を下した君主側の責任であるから寛大に許すべきであろうと思う。だが、裏切りや不敬に関しては、赦すべきではないのではないかと思ってしまうのである。そうゆう前例を許すのは、のちのち色々と不都合を呼び起こしそうな気がしてならない。いや俺もこの役人は立派だとは思うのだが、ラインハルト氏の対処に、感情的には共感するのだが、しかし専制君主をやろうというのなら「ナメられたら殺す」ぐらいのつもりでなければいかんのではないか? と思う。

 

 時間切れ。

 

(ただ、実際問題としてもはやラインハルト氏をナメるやつなどもはや宇宙に存在しないのであり、普通の専制君主とは立っている次元が違うわけで、同じ考えを適用すべきではないとすることもできる。彼はもはや「ナメられること」を過度に恐れずとも済むだけの実力者なのだ)