螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

作品に描かれていない場所は断崖の虚無にでもなっているのか?


 『レクリエイターズ』17話を視聴す。ううむ、このブリッツはんの創作に対する不理解は、彼の世界に物語を創作する文化が存在しない点が最大の要因であるように思う。本作の被造物たちの世界は、作品に描かれなかった事物に関しては「ない」ものとして扱われている。しかし――もちろん描かれなかっただけで、あるはずなのである。物語を紡ぐという行いは人類普遍の本能であり、その似姿たる創作世界においても創作は存在しているはずなのである。この齟齬が――なんか気になるな。ええと、なんだ、被造物の主観はどうなっているのかという話である。神の世界は自分たちの世界に比べて感覚的情報量が濃密であるというのはたびたび言及されてきたが、しかし創作世界の成立には、「描かれなかった事物」もまた密接にかかわっていなければおかしい。例えばバトル漫画で、経済だの政治だのの描写はあまり出てこないが、もちろんないはずがないし、作者とて「描かないけど、まぁあるんだろう」という感じになっているはずである。しかしそれは作者の脳内設定であり、承認力を得ていないために、この場合では具現化しないだけである

 時間切れ。

(何が言いたいのかよくわからなくなってきた。というか『閉鎖区』が女性向け作品だったということに俺はけっこうショックを受けていたりする。『スクライド』みたいな話じゃねえのかよ……!)