死にながらにして歩む者
『ひだまりスケッチ』
えーと、なんか、学園祭があったり、銭湯行ったりしました。終わり。
何を書けっつぅんだよ! 鼻をほじりながら何も考えずにボケーッと見とけば三十分経ちますよ! 普通より若干いい意味での空気アニメっつうの? そんな感じ? もういいよね! 感想終わっちゃっていいよね!
『銀魂』
前半:主人公およびライバル的ポジションの男が似通った思考ゆえに行く先々で遭遇して「こいつUZEEEEEEEEE!」
こいつら本当にアホだな!
「あー、ひとっ風呂浴びてマッサージチェアで昼寝してえ気分だ。だが騙されんぞ。俺が今考えているということは恐らく奴もそう考える。つまり逆を行って俺が今行きたくないところへ行けばいい……と奴は考えていそうなので俺はさらにその逆をついてストレートに健康ランドに行けばいいと思いまーす。……アレ、作文? とか奴は考えているので俺はその逆の逆だァ!」
「……ひーじかーたくーん? ちょっとさぁ、いい加減にしてくんないかなぁ。何? 友達になりたいの? 友達になりたいの?」
相変わらず罵りあいが面白すぎる。人を小馬鹿にしまくった銀さんの繰り返しセリフを聞いただけで笑うようになってしまったパブロフ効果。それにしても中の人の演技はうまいなぁ。怒りのあまり笑いがこぼれて頬が引き攣ってる感じとか、すげぇ無理なく表現してます。
後半:正体不明のスーパージジイと意味もなく缶蹴り勝負。
なんか、特殊な構成の話でした。一見無関係に思える二つのエピソードが交互に展開され、徐々にジジイの正体が明らかになってゆく――ってそんな大層な話じゃないけど。ひたすらバカやりつつ、ほんのちょっとだけ「いい話」も盛り込むその成分比がとても心地いい感じ。もう少し缶蹴り勝負は見たかったかな。