螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

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かませ考

 ほんでなんだっけ。バトルロイヤルにおけるかませの話な。
 優秀なかませとは一体どんな性質を持つのだろうか。
 とりあえず、戦う前から負けることがわかるような小物臭全開なのは、個人的にかませとは呼ばない。「やられ役」と「かませ犬」は区別されるべきである。負けることが驚きに繋がらない奴は、かませではない。
 かませ犬は、強くなくてはならないのだ。
 というよりも、「かませ犬」とはキャラに固有の性質などではなく、物語が求める上で臨機応変に付与されたりされなかったりする属性であることが望ましい。
 ……と、ここまで書いて思ったのだが、この論ではやはりキャラ間の強弱を描けないのではないか。つまり、単なる相性ゲーか運ゲーとなり、ドラマが生じえないのではないか。
 下馬評を構築しなければならない。「多分こっちが勝つ」と思わせなければならない。コイントスで表が出ようが裏が出ようが、そこにドラマは生じない。
 だが、下馬評を読者の脳に作り出すには、キャラの強さを説明するだけでは不十分である。実際に戦い、強いところを見せ付けなくてはならない。
 それにはかませ犬が必要だ。
 しかしバトルロイヤルでかませの確保は難しい。
 ……話がループしている。
 やはり「基本的にはかませだが、たまにかませじゃなくなるキャラ」と「基本的にかませじゃないが、たまにかませになるキャラ」のような感じで強弱を表現するしかないのであろうか。しかしその差異を明確に伝えるには、ある程度の回数を戦わせなくてはならないのではないか。そんな紙面の余裕はないのではないか。
 ないのである。
 思いつく案としては、
・見ただけで強さがわかる仕組みを考える。スカウター的な小道具があれば簡単。
・ダイヤブレイカーを一人だけ参戦させる。単に強さが安定しないだけでもいい。これは二人以上いると強弱の尺度そのものを破壊しかねないので、一人で良い。
・戦いの目的が「勝つ」ことではない奴を出す。つまり、戦闘能力ではなく問題解決能力の高さをアピールして格を保つのである。
 まだまだありそうだが以下次号。
 結論も定まってないうちに書きだすとこうなる。



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