螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

もう…ダメ…エルゴ領域……!

 ダークエルダー的感性を養うために購入した『ゾティーク幻妖怪奇譚』をひと月以上もかけてようやく読み終える……んだけどアマゾンのレビューから連想されるような「妖美」とか「退廃」とか「官能」とか「残虐」とかそういうようなものはあんまし感じ取れなかった。ぶっちゃけ普通のファンタジー小説でした。『アドムファの庭園』だけはそれっぽい味わいがあったが……ううむ。もっと詩的な文章を期待していたんだけど、以外に平易というか味気ない筆致。
 著者のクラーク・アシュトン・スミスに触れるのはこれが初めてでもなく、こちらで詩をいくつか読んで「なんかわからんがちょうカッケー!」とテンション上げていたものなのですが、この差はなんなのか。小説を書き出すと調子が出ないのか。翻訳がアレだったのか。



 本日の執筆記録:数えてないが十行強。