螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

やはり『遠近法』が白眉

 積み上げられた本の塔をなんとなく崩してみると『ラピスラズリ』を見つけて、あぁそういやこれ未読だったなとか思った。ので今日は山尾悠子の話をしよう。えー、なんか書いてんのは幻想小説? のような感じのなんかなわけだが、なんというか、結局何なんだよ!!!! と叫びたくなる作品が多かった。意味性を意図して排除しているかのような。通常、これは俺の感性ではマイナスポイントとして計上される特徴なのだが、にもかかわらずこの作家が俺の中で不動の「よくわからんが無視できない存在」というニッチを確保しているのは、そのビジュアルイメージの異形世界ぶりであろう。なんか、こう、よくこんな世界考えつけるなぁという感じの。えー、具体例はちょっとそれ自体がネタバレであるし挙げられないが、どこか禍々しく美しい。そしてただの不条理小説などではなく厳然としたルールがある。しかしそのルールが何なのか、それはいまひとつ不明瞭なのだが、しかし

 時間切れ。

(小説も書かずにニコ動でクソゲー動画を漁る一日。あると思います)