螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

「いいや限界だ! 押すね!」

 バイツァダストの発動条件を整理しよう。「吉良吉影が心の底から絶望した時にスタンドを持たない一般人に触れる」ことで発動する。これによって一般人は時空そのものを吹き飛ばす爆弾と化し、吉良の主観において一時間前まで時間が逆行する。本作においてこの能力は、実は一度しか発動していない。ラストバトルの後で発現させようとしたけど、結局未遂に終わっている。で、初回発動時は特に問題はない。吉良は自分のスタンドにそんな能力が眠っていることなど想像だにしなかったわけで、まぁ、あれは絶望するしかない状況だった。しかしラストバトル後に発動しようとしたときはいささか考察しなくてはならないだろう。絶望がトリガーになっている以上、吉良は再び心の底から絶望する必要があるのだが、吉良はすでに自分にバイツァダストというチート能力があることをわかっているのである。状況がどれだけ詰んでいようが、果たしてこの知識がある状態で心の底から絶望できるのか?

 時間切れ。

(次回、吉良のクッソめんどくさい心理機序を妄想する)