殺伐奇人変人百鬼夜行SFバトル群像劇
『マルドゥック・アノニマス』第二巻を読了す。ハンターが主人公じゃねえかよ!! あー、なんだ、この衝撃を説明するには『マルドゥック』シリーズについてまず語らねばなるまい。『マルドゥック・スクランブル』と『マルドゥック・ヴェロシティ』ときて完結編と思しき『マルドゥック・アノニマス』ですよ。でまースクランブルとヴェロシティはそれぞれ主人公が異なり、というかこの二人は敵同士だったりするのだが、その二人に共通して使われている万能道具存在というものがおりまして、えー、名前をウフコックと言うのですが、こやつは金色のネズミですわ。でも超頭良くて高潔かつ善良な人格者ですわ。しかもなんかターミネーターのT−1000みたいにぐにょーんと変形してどんな道具にも変身できてしまう超便利キャラなのですわ。拳銃だって電磁ナイフだってなれますわ。万能兵器ですな。で、前二作は主人公とウフコックが信頼関係を築いて、一緒に戦い
時間切れ。
(冲方先生の小説は読み始めるまでは覚悟を要求してくるが、読みだすと一瞬である)