螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

むしろもっと積極的に知能指数は低めていきたい

 一巻においてハンターは「重要な敵役の一人」という認識しかしていなかった。ところが二巻において、この固定観念が崩されることになる。ウフコックがハンター一味のなかに潜入するにせよ、それは一時的なものであり、すぐに仲間のもとに戻って本格的にハンターと戦い始めるのだろう、と、そう思い込んでいたのだ。だが違った。二巻において、ほぼ最初から最後までウフコック視点でハンターの腰に来る大活躍が描かれるのである。ハンター無双である。ここまで戦闘力と実行力と知略と度胸とカリスマを兼ね備えた人物が、マルドゥックシリーズに果たしていただろうかというレベルである。そして気付く。まさか『アノニマス』はハンターが主人公、なのではないのか、と。『マルドゥック』シリーズの大枠は、主人公がウフコックを使って戦う、というものだ。その定義に照らし合わせると、もしハンターが主人公であった場合、非常に意味深というか不穏である。ていうかあのー、ぶっちゃけハンターさん、ウフコックの存在に気付いてるよねこれ。いや根拠はないんだけどさ。気付いていながらあえて泳がせている気がしてならない。というのも、本作はガス

 時間切れ。

(あばーばぶーぶぅーブッヒヒヒヒッヒ)