螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

スネイプはんがツンデレだったことしか覚えてない

 あぁ、そうだ、『エルリック・サーガ』もあったな。あれも魔法が理論化・体系化されていなかった。でも特に問題なく話は進んだ。そんなあやふやな、何ができて何ができないのかもよくわからん代物であるにもかかわらず、話は破綻しなかったのだ。これは何故か。魔法という事象そのものが超絶レアだからである。『指輪物語』の広大すぎる世界に魔法使いは五人しかおらず、しかも軽々しい使用は厳に自制している。『エルリック』に至っては主人公エルリックの固有能力と言ってよい。しかも行使に多大な消耗と代償を伴うやつだ。ゆえに作中のパワーバランスを大きく狂わせることはなかった。話を動かすのはおおむね剣の力だったのだ。ゆえにこの二作品に関しては特に問題はない。問題なのはハリポタである。あれはなんか魔法使いがたくさんいて、社会なり派閥なり築いている世界である。にもかかわらず何ができて何ができないのかいまひとつ判然としなかった。少なくとも読んだ限りではそう感じたのだ。特にその―、二巻の序盤で自動車が飛ぶあたりになってなんか超萎えた

 時間切れ。

(まとめ:神秘系魔法は超絶レアだからこそ許される)