クレバーさと野獣性の両立
慎重な勇者の物語のゲオブランデ編を読了する。ふぅむ。無論面白かったが、注目したいのは敵役の扱いである。彼らは基本、ドラマの構成要素ではなく、ただの障害に徹している。だからダメとかそういうことではまったくなく、敵役の内面に厚みなどなくとも面白い物語は紡げるという実例を前にしてなんかいろいろ考えている。なんだ、あのー、やっぱ最強オークはんはただの障害にするか。無理ですよあいつになんかこう、深く余韻を残すようなドラマを演じさせるとか。で、じゃあそれ以外でどうやって印象深い敵になってもらうのか。コレガワカラナイ。なんかこう、いい感じに奇抜な戦闘スタイルを描けばええんちゃいますかこれ? しかしそれは何か。オークという種語句的イメージから程よく逸脱し、しかしコアは外さぬ感じのなんかだよ。……なんだろうか。現状、大戦鎌をメインウェポンに考えているが、それだけではパンチが弱いな。
時間切れ。
(そしてひとつアイディアが湧く。同時にもう一人の敵役の武器も)