螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

そんな言葉で……おれの心が動くとでもおもっているのかァー!

 ジャギで思い出したけど、『北斗の拳』の話をしよう。いろいろと納得のいかないことだらけな作品ではあるのだが、その中でも最大級のアレが、シンの扱いである。いや、死後どんどん祭り上げられてぐう聖化していったことはさほど大きな問題は感じていない。そりゃあ、週刊連載だから後付けぐらいあるでしょう。そんなことよりケンシロウとの決戦において、まったく何の見せ場もないことに声を大にして違和感を述べたい。どういうことなの。部下のハート様や、シンの後で戦う圧倒的に格下のはずのカーネル、そして世紀末噛ませ犬のジャギ様ですらもうちょっと粘ってたぞ。マジで何の見せ場もない。かすり傷ぐらいしか負わせていない。しかも言動は勝つ気満々の殺意満々なのだから救いがない。いや意味が分かりませんよ。初期案ではラスボスを務めるはずの敵に対してこの仕打ち。まぁ実際、ケンシロウは連載初期は無敵系主人公だったのだ。それが徐々に逆境系主人公に変遷してゆく過程を描く漫画でもあるわけだが、

 時間切れ。

(イケメンだが表情がことごとく凶悪なのが気に入っていたのだが)