白銀錬成・烈光聖箭

　『龍盤七朝ケルベロス』が出土する。読む。唸る。いやぁ、天才やな古橋先生は。なんという描写力か。アクションシーンの脳内再生難易度にかけてはこの人が人類史上最低なのではないかと思えるほど容易に情景が思い浮かぶ。そしてなんか物理学と魔法のあいの子のごとき勁力関連の描写が、ありえないのだが極めてありそう。ううむ、参考になるなぁ。そして続きはいつになったら出るのかなぁ。まぁしかし、シロガネで戦闘シーンは完全三人称にしてしまおうかという気になってきた。というのも、戦闘の根幹原理がキャラによってまったく異なるため、あるキャラ視点だと別のキャラがなにやってんのか、その術理を理解できないのである。これが煩雑だ。しかしふだんはキャラ視点で、戦闘シーンだけ完全三人称というのはいささか統一感がないというか、視点の乱れとして見られるのではあるまいか。いやまー、でも正直視点とか乱れて良くね？　つたわりゃ良くね？　いや馬鹿野郎

　時間切れ。

（『オレインシュピーゲル』を探す旅はまだ終わらない）