螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

生きるために何を喰らう

 『仮面ライダーアマゾンズ』、第一期をさっき視聴完了す。絶句する。なんという、これ、この、なんという!!!!! なんと壮絶な物語であることか!!!! 印象的なのが、善良系主人公のハルカくんが、明白には人類の側に立っておらず、凶悪系主人公の仁ニキが徹頭徹尾人類の側に立っている点であろう。人間の側から見た正義は論議の余地なく仁ニキであるが、しかしどちらがより共感を誘い、感情移入するかと言えば間違いなくハルカくんである。しかし、画面には描写されなかったが、ああいう結末となったということは、つまり怪人たちの人間捕食行為をハルカくんは黙認しているということであり、実になんというか、このねじれ構造が非常に面白い。そして最終回の仁ニキが凶悪過ぎて軽く引くレベルで滾る(矛盾)。いやぁ、なんと醜悪な正義のヒーローであることか。正義とはまったく綺麗なものではないのだ。怖すぎるわ!!! しかし、綺麗ではないが、綺麗ごとではないのだが、しかし美しい。このおっさんのカッコよさと

 時間切れ。

(三週間もマモルくんが我慢できたわけがないから……つまりそういうことなのだろう)