螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

「友達だって思ってたのはこっちだけだっつーことだろ?」

 で、その幻覚の内容が非常に、非常にエグい。いや残虐描写があるわけではないのだが、そんなものよりもっと心に来る。まぁその、なぜか唐突に時間が飛んで、「いやー犯人も無事捕まえられたし、めでたしめでたしやなあ」と仲間たちと一緒に喜びあってる情景が始まる。でまー、祝勝会でもしようやみたいな話をしている。これは実際に原作ゲームでもあったシーンなのだが、それ以降、なんだかすこしずつ様子がおかしくなってゆくのだ。特に何かあった、というわけではない。原因と呼べそうなものは一切描かれない。だが、一週間、一か月と時が経つにつれ、主人公と仲間たちの絆が特に理由もなく徐々に薄れ、なんだかよそよそしくなってゆく。一人また一人と主人公のそばから姿を消してゆくが、別に失踪したわけでもなく、単につるまなくなってゆくだけだ。そして特に連絡もなく引っ越して、一切コンタクトが取れなくなる仲間も出てくる。なんか情景は灰色だ。

 時間切れ。

(辛いを通り越して怖い)