螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

「私は好きにした。君らも好きにしろ」


 シン・ゴジラの行動は二種類。歩く、攻撃に反応して反撃する。以上だ。何を目的に東京を目指していたのか、劇中ではまったく明言されなかった。なんなの? セントラルドグマのアダムさんに会いに行ってたの? しかし本作はなかなかハードSFとしての側面もあり、初代ゴジラのような「核兵器の犠牲者の怨念が云々」みたいな設定は恐らく存在しない。だが――ゴジラはひたすらに歩いていた。どこかを目指していた、ように思える。しかし、どこなのか? よくわからない。だが、一度諸事情で海に帰ってから、また東京目指して戻ってくるあたり、やはりなにか目的はあったのだろう。それはなんだろうか? 本作には、えーと名前忘れたけど、なんかゴジラの日本出現に関わりがあったと思しき人物の存在が言及されているが、彼は東京湾でフェリーを残して失踪している。その直後に同じ場所でゴジラは現れた。大変に意味深である。俺は、正直、その、もちろん作中で明確に断言されたわけではないのだが、この博士は

 時間切れ。

(よく考えたらこれ以降の発言はネタバレになるような気がしてきたのでやめておこう)