ケイネス先生の聖杯戦争第十一局面
なすべきことの第二は、間桐家への強襲である。そもそも、サーヴァントなどという超戦力を抱えていながら、雁夜おじさんはなぜ力ずくで臓硯をぶっ殺して桜を救出しなかったのか? それはランスロットが単純な物理攻撃しかできない英霊だったからである。ええと、『stay night』をプレイしたのは遥か過去の話なのでうろ覚えなのだが、臓硯は極めて高い不死性を持つ魔術師であり、広範囲大火力をもって一気に消し飛ばす意外に殺しようのない存在なのである。たとえ肉片に変えようが、すぐに再生してしまう。しかし、思い出していただきたい。今の雁夜おじさんにはディルムッドという味方がいる。ゲイボウがある。回復阻害の呪いを持つこの魔槍は、臓硯に対する強烈なメタである。まぁ、まず四肢を根元からゲイボウで切断し、ついでに呪文を唱えられないよう舌も切除しておこう。このジジイの所業を知れば、ディルムッドとて躊躇いはすまい。さて、ここからが「神童」ロード・エルメロイの本領発揮である。
時間切れ。
(あと、あのーなんかもう一匹いたよな。ワカメの親父が。あれもついでに殺しとこう。面倒は殺すに限る)