螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

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ケイネス先生の聖杯戦争第四十三局面

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 そも、両者が血みどろになって激しく干戈を交えている場所はどこか。ヴィマーナである。当然、これはギルの制御下にある。思考と同じ速度で動くとされるこの超宝具を、アーチャーは唐突に回転させ、上下さかしまにした。当然、落下するディルムッド。あまりにもあっさりと槍兵は戦舞台から転落する。あとは宝具斉射で片が付く。ヴィマーナの甲板に天の鎖(エルキドゥ)で自身を固定しながら、ギルはゲートを開いた。しかし――むろんディルムッドは霊体化して再び重力のくびきを逃れる。だがそれとて破滅を回避する方策にならない。そのままアーチャーは乖離剣を執り、エヌマエリシュの構えである。超広範囲を薙ぎ払うこの対界宝具ならば、どこに行こうが必ず命中する。令呪による空間転移も、ギルの背後がヴィマーナでふさがっている以上、状況を打破できない。詰みである。だが――そこで唐突にギルの腕が千切れ飛んだ。

 

 時間切れ。

 

(ヤバイ級のスランプが終わる気配を見せない。うぐぐぐぐぎぎぎぎぎぎごごごごご)