螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

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ケイネス先生の聖杯戦争第四十六局面

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 さて、アーチャーの脱落によって、聖杯戦争の実質的な勝者は確定した。さまざまな苦難と絶望があったが、ようやっと聖杯はケイネス先生のものとなった――と言いたいところなのだが、一つ特大の問題が存在する。知っての通り、冬木の聖杯は第三次においてアンリ・マユとかいうクソ汚物を内部に取り込んでしまったせいで、あらゆる願いを悪意に満ちた形で叶える感じのクソの役にも立たない欠陥願望機(笑)と化している。そして五騎のサーヴァントが小聖杯にくべられた結果、そこから聖杯の泥があふれ出しはじめたのだ。地上に帰還したディルムッドは、柳洞寺を急速に浸食する闇色の粘液を目の当たりにして衝撃を受ける。何だアレ。ともかく舞弥はんとランスロットと合流し、主の判断を仰ぐために遠坂邸へと急ぐ一行であった。さて、ギルガメッシュの脱落を悟った時臣は、自らが完膚なきまでに敗れたことを知る。ここで速攻でケイネスを片付ければ、あぶれサーヴァントと化したディルムッドが自分に臣従してくれるのではと的外れな展望を抱くも、

 

 時間切れ。

 

(速攻で駆けつけてきたディルムッドの姿を見て、そのプランも断たれた。さすがに消沈、そして覚悟をきめ、「煮るなり焼くなり好きにしたまえロード・エルメロイ」と嘆息する)