螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

「何だ、それは。ふざけているのか。お前はそんな理由で私の前に立ったのか」

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 フィン少年を打ちのめさなければならない(唐突)。オブスキュア王国の動乱はもう最後の最後の段階に至っている。最終決戦において、フィン少年の変化は達成されなくてはならない。それこそが王国編の目的であるからだ。だが――その筋道がまったく、ぜんぜん思いつかない。どうすれば。とにかく「軍人」から「子供」へと変わる筋道を考えねば。最重要敵役たる第三の敵役が、軍人という在り方では勝てないそんざいにするべきなのか? そして思想的・実力的に完全敗北を喫したフィン少年は、軍人としてのペルソナを破壊され、それからただの子供として新生せねばならない? しかし、しかしである、それまでの過程で、オブスキュア王国で過ごした日々の中で、この変化はすでに達成されているように思えてならない。無自覚であろうとも、彼はすでに「泣きたいときに泣ける」人物になってしまっているような気がする。ここで今更第三の敵役に完敗し、否定されたところで、それは劇的なものにはならないのではないだろうか。あああーーーううーーーーあーーーーーー。どうしよう。なんかこう

 

 時間切れ。

 

(とりかえしのつかない代償、というものを、フィン少年には支払ってもらわねばならない。それぐらいしないと劇的にならない。だがそれは何なのか。わからない。軍人として行動したがゆえに、喪うのだ。それは、なんだ(オークを殺しながら))