螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

実のあることが何も書けたなかった一日

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 ハルカくんが「弱者の味方」ならば、仁ニキは「人類の味方」であった。その正義の違いが対立を生み、ドラマを生んできたわけだ。さて、ところが、である。完結編の終盤にて、ええと、詳しくは省くが仁ニキは人間を殺してしまう。そして「あなたは……人を殺したんですかッ!」とハルカくんにも糾弾されてしまうのだ。だがしかし、仁ニキが殺したアレを果たして人とカウントして良かったのだろうか。まず間違いなく人として生を享けた。その後、経緯は不明だがアマゾン細胞を移植された。しかし完全に理性を保ち、理由もなく人を襲うことだけはなさそうな、そういう存在である。だが、仁ニキのそれまでの行動からしても、アマゾンが移植されてる時点で殺すのでは? ハルカ氏はいったいなにをそんなにキレているのだ? と、いささか不可解であった。しかし思い出してみると、それまで仁ニキが殺してきたのはすべて最初からまじりっけなしのアマゾンばかりであり、今回のグレーゾーンと相対した時どういう挙動を取るのかは不明ではあったのだ。仁ニキはまぎれもなく人類愛をかかげて戦ってきた。

 

 時間切れ。

 

(だが、仁ニキ自身も、元人間でアマゾンを移植した存在であり、アマゾン殲滅が成ったあとは自身にも引導を渡すつもりであったはずである。それを考えると、仁ニキの終盤の殺人は何ら驚くべきものではないのではないか? アマゾン混ざってる時点でギルティ確定やろ。やはりなんというか、衝撃がない。のだが、俳優さんの演技が最高すぎて無理やり凄まじい迫力が出ているのである。それが良いことなのか悪いことなのか、俺にはよくわからない)