巧妙に罪悪感から目をそらさせようとする数々の仕組みも嫌
俺にはハーレム主人公の神経が理解できないでいる。だってお前、ハーレム要員になって女の子が本当に幸せを感じていると、マジで思ってんのか? 頭大丈夫なのか? という感じである。なぜ彼らは罪悪感ももたずそんな破綻した人間関係を維持できるのかがわからない。そんな連中と、俺は少なくとも性別の上では同類項であるという事実。なんというか、男として生まれてきたことに憎しみが湧いてくる。相手の苦痛を前提とした人間関係を構築してそれに罪悪感を持たないというのなら、その有様は醜悪である。俺が主人公に求める資質は、何はなくともカッコよさなのだ。その資質と、ハーレムという要素は絶望的に矛盾する。あー、うん、まぁその、そんなことはいいんだよ!!!! ヘイトなどどうでもよい!!!! そんなことより良きものを賛美することに人は脳みそを使うべきだよ!!!! 『メガロボクス』が面白い(定型句)。なんか、この作品は試合そのものよりも、それをめぐる金とか政治とかの駆け引きの方が面白いのである。バトルものとしてはややアレだが、ストーリー構造は文句なく刺激的で面白い。都合の良い結末には代償が伴うことを
時間切れ。
(そうしないと説得力が出ないのだ。しかし今回なぜか主人公はギアを装着して試合に臨んだわけだが、これにどういう意味があったのかよくわからんまま終わったな……)