咳うぜえ!!!!! 止まらない!!!!! 腹筋が鍛えられてバキバキに割れちゃう!!!!
最も美しく危険な公式として名高いE=MC2であるが、調べてもアインシュタインパイセンが天才過ぎて何言ってんのかぜんぜんわからん。だが、ほんの少しの物質が百パーセントの効率でエネルギー化されるだけで、核兵器以上の熱が発生するというあたりを読んで、果たして精霊力は魔力にそんな気軽に変換されてよいものなのだろうかという疑念が離れないのである。だが――
質量とエネルギーの等価性は「宇宙に始まりがあるのなら、どうやって無から有が生じたのか?」という、ある意味哲学的な問題にも、ひとつの解答を与える事となった。宇宙の全ての重力の位置エネルギーを合計するとマイナスになるため、宇宙に存在する物質の質量とあわせれば、宇宙の全エネルギーはゼロになるというのが、解答である
という部分を読んでちょっと思い直す。我々の認識しているこの世界は、ビッグバンによって無から有が発生したのではなく、無の取りうる形態の一つにすぎないというのはなかなかセンスオブワンダーを感じさせる発想である。であるならば、なんかそれなりの効率で精霊力が魔力に変換されたっていいじゃないかいいじゃないかえじゃないざえじゃないざという気分になってくる。しかしちょっと待ってほしい。これまで「変換」を魔法の主軸に据えてきたが、これはもちろん人為的に起こされるものである。それがお前、自然環境の中で勝手に発生していいのかという話になってくるのであるが、考えてみれば我々の下顎とてほとんどが自然に発生している現象を人為的に再現しているものじゃないかと
時間切れ。
(思い直す。だがしかし現実における「エネルギー⇔物質」の変換は、あのーなんか粒子加速器とかいろいろ大仰な施設があって初めて可能となる現象である。それをお前、一個人が念じるだけで発生させられるとはどういうことか。この宇宙は自己認識能力を持った主観の認識が相互に干渉しあうことで形作られているとでも言うのか。それは夜天でもうやった設定でしょうが!!!! しかしこれ以外「念じるだけで変換が発生する」機序というものをまったく思いつけないのだ)