螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

否定的に書いてしまったが、六話までは我慢して見るべき作品

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 『プラネット・ウィズ』を九話まで見る。え、どしたん? ここにきて視聴速度爆上がりやん? いや、六話が面白かったから……。しかしなんだな。なぜこういうアニメや漫画などでは「正義」という観念は否定されがちなのだろうか。「正義なんぞこの下駄より役に立たねえ!!」ってオイ。お前、お前ちょっと待て、仮にも文明の中で生きている以上、正義という観念のおかげを被ってない奴などいないはずである。秩序ある文明的な暮らしを送れているのは、人類が総体として悪よりも正義が好きだからだ。たとえ目に見えずとも正義に守られていない人はいないはずである。それをお前、大恩ある正義様に向かってなんて口きいてんだよと思う。まぁ、正義は動物的本能とは対義語と言ってもいいほど食い違う観念であり、サブカルを愛好する年代には感情移入しずらいとかだろうか。今回、敵は「自分一人が絶対的武力を保有して人類社会から争いを根絶する!」とか主張しちゃってる系男子なのだが、それに対してひどく冷静に「いやお前永遠に生きるわけやあらへんやん。仮にお前が絶対権力に腐敗しなくてもお前が死んだ後に理想郷は瓦解するやん。後継者を定めても、いつかはアホが絶対権力を握るだろうことは世襲制の歴史が証明しとるやん」

 

 時間切れ。

 

(と論破してくれる主人公を、私は望む)