螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

テンポはすごく良いので読めたけど正直修行編はキツかった

 ほんで? なに? 今日はインプットしたの? ……うん……まぁ……。なにその歯切れの悪い返事は。なに、何を読んだの。……えっと……延々と、『回転むてん丸』を……。……………………えぇ………(ドン引き)。いや、違うんだ、言い訳をさせてくれ。まぁ、今日帰ってツイッターのタイムライン見たら、まぁなんかとあるツイートが目に入った。『回転むてん丸』の紹介ツイートだ。……凄かった。とんでもない衝撃を受けた。まぁ、初期は、まんま子供向けの、説教臭い内容のゆるーいバトルもの、といった風情なのだったが、そのツイートにおいては終盤の一場面が表示されていた。……その、なんというか、絶望があった。完全に子供向けなどではない。夕闇の中でそびえ立つ簡素な墓標の前で、現実を受け入れられず、ぞっとするほど空虚な顔で、友達とおぼしき名を何度も呼び、「だって、またあした、遊ぶ約束、して……」とうわごとのように繰り返す少年の姿が映し出されていた。ついさっき墓を作ったとおぼしきオッサンと、主人公のむてん丸氏が、その横で俯きながら佇んでいた。目元は陰になって見えなくなっていた。そこに救いはなかった。

 

 時間切れ。

 

(終盤そんなことになってしまうのか。計り知れない衝撃を受けた俺はついつい読み始めてしまった。……ええ、その、最初は本当にただの子供向けのくら寿司販促漫画でしかなかった。というか少林寺編まで読んだが、基本的には明るくわかりやすくテンポの良い冒険もので、まぁそれなりに面白かったのだが、あの絶望的終盤の影はまったく見受けられなかった。とりあえず明日も読み進めようと思う)