螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ゲイジャルグの力を見せてからゲイボウをぶち込む戦巧者ぶりよ


 ただしこういうバトルものの強さ議論で気を付けなくてはならないのが、「お互いがお互いの能力を完全に知っている」パターンと「完全に知らない」パターンの両方をきちんと別個に考察しなくては公平ではないということである。多くの強さ議論で、なんか話がかみ合ってないというか、前提条件が違う勝敗結果同士を水掛け論めいて押し付け合うだけの実に非生産的なものが非常に多い。……いや、強さ議論がそもそも非生産的なんだが、ともかく。ではおたがい完璧に知ってた場合のことを考えよう。まずなにはなくともセイバーはディルムッドとの白兵戦が極めて危険であることに気付くであろう。よってエクスカリバーか風王鉄槌などの遠距離攻撃手段でなんとかしようとするだろうが、ディルムッドの方がスピードは速いのである。距離を取られたらエクスカリバーで即蒸発なのはわかり切ったことであり、スピードに勝るディルムッドが接近戦を強要してやはり勝つ、ように思う。とはいえセイバーのソードカラテも到底ナメていい領域ではないので確殺とはいかないだろうが、勝率は五割を大きく上回ると俺は見る。

 時間切れ。

(ちょっと気になって今『Fate/zero』第三巻のステータスを確認したが、敏捷値はアルトリアがAランクでディルムッドはA+ランクであった。Fateにおいて「A+」とは「A以上EX以下」などという意味ではなく、「通常はAランクだが特定条件下でこのパラメータが二倍になる」ことを意味している。ただしディルムッドの「特定条件」が何なのかは不明)