螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

うううう……伸びない……


 ただしセイバー陣営との戦いで最も脅威度が高いのはセイバー自身ではなく、衛宮切嗣による狙撃のほうである。ソラウを連れてきていない以上、月霊髄液はたぶん使えないわけで、ケイネス先生は不意の銃弾に対応できない。まいったな。積みじゃないか。というわけでセイバー陣営は鬼門である。しかし切嗣のやっかいなところは、別にセイバーと事を構えなくても積極的に殺しに来る点であり、ホントこの男はケイネスだけを殺す機械かよと言いたくなる。まぁ、別の陣営との考察に移ろう。アサシン陣営はどうか。まぁ、問題ないであろう。百の貌のハサンは戦闘能力に長けたサーヴァントではない。……いや、しかしどうなのか? あのイスカンダルはんがアイオニオン・ヘタイロイをわざわざ出したほどの相手だぞ? ……いや、しかしこの場合は、イスカンダルはんがセイバーに王としてのあるべき姿を見せるためにあえてこの宝具を開帳したと見るべきなのでは? ゴルディアスホイールでも蹂躙は可能なのでは? それから、群体という性質上、百の貌のハサンは殲滅が極めて難しいサーヴァントであると言える。

 時間切れ。

(固有結界に閉じ込めて押し包む、というのが唯一現実的な殲滅方法だったのではないか? つまり、やはりあの群体アサシンの戦闘能力自体はディルムッド一人に及ばない。ただし、勝てはするものの殲滅は完全に不可能であり、いつまでもマスター暗殺の脅威でありつづける。聖杯戦争という枠組みで見た場合、極めつけに厄介なアサシンだったと言えるだろう。問題はマスターに勝とうという意思がなかった点である)