螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

クッソ無様な文字数恥ずかしくないの?


 一人目は久宇舞弥はんである。彼女はまぁ、使い魔を作る程度の初歩的な魔術は切嗣から伝授されてはいるが、魔術師としてはそこまで力量のある人物ではない。ゆえに、かなりの確率で魅了のホクロは効果を発揮すると考えられる。彼女さえ味方にできてしまえば、切嗣暗殺がかなり現実味を帯びてくる。まさか切嗣も舞弥はんが裏切るとは予想しないであろう。問題は二つ。ランサー陣営が果たしてそんな騎士としても誇り高き魔術師としても正直どうなの、な方策を取る可能性があるのかということ。もうひとつは舞弥はんを魅了だけで裏切らせることが果たして可能なのかということだ。第一の問題の時点で、なんというか無理筋ではないのかという気がする。切嗣がどれほど危険な男かをケイネス先生もディルムッドもまったく理解していない。そして理解した時にはもう手遅れなのである。だが――そもそもケイネス先生とて衛宮切嗣の存在はあらかじめ掴んではいたのだ。その戦績も、

 時間切れ。

(魔術師殺しとしての手腕も、把握しておくことは不可能ではなかったはずである。なにしろ魔術回路を全滅させる奴だ。どういう手段なのかは不明にしろ、魔術師界隈で有名になっていてもおかしくはない。なんで先生あんなに切嗣を侮ってたの? バカなの? 本当にもう噛ませになるために生まれてきたとしか思えない男である。慢心するのはギルガメッシュクラスになってからにしろと言いたい)