螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

虚淵ゴジラは「異常巨体」に対しても劇中で原理説明があったので良かった

 あぁ、遠藤さんが感想の続きをブログにあげてくれた。ウレシイ……ウレシイ……。そして俺は言及された箇所を読み返してニヤニヤするという最高に気持ち悪い行いをしながら土曜の夜を過ごした。返信は明日しよう。で、あのー、あれだ、なんかアメリカでゴジラの大作映画がもうすぐ公開だか何だかで、アマゾンプライムゴジラシリーズがすべてタダになっているのを聞きつけた俺は、微妙に気になってた初代を見たのであった。あー、うんうん、あの、意外なまでに、現代のゴジライメージと乖離がない。というよりシン・ゴジラがめっちゃ初代を踏襲していると言うべきか。あのー、ちょっと意外だったのが、「核兵器の犠牲者の怨念が云々」とかいう設定は初代には影も形もなく、ゴジラはぜんぜんオカルト要素のないSF存在として描かれているのである。どうやらもっと後のゴジラで付け加えられた設定のようだ。うん、なんだ、正直俺はこの「怨霊云々」設定はあまり好きではない。人知を超えた驚異が、なんか人間大の、等身大の、矮小な存在にされてしまうと思う。ゴジラってのはそんな、人間の思惑にプラスの意味でもマイナスの意味でも影響を受けたりしない存在であってほしいのだ。

 

 時間切れ。

 

(というか初代は純粋にリアルなSFを志向しているように思う。そこには三つ首の竜とか、でかい蛾とか、ゴジラ型の巨大戦闘兵器とか、頭の悪い俺でも「いやちょっとリアリティなくないか」と言いたくなるような存在はまったくいない。いや、それを言うなら身長50メートルの恐竜もリアリティの面で言えばナシと言えばナシなのだが、のちのゴジラに登場するような無茶苦茶な連中に比べれば遥かに「居そう」なのである)