螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ゴジラシリーズを見れば見るほどつのる疑問だ

 キングオブモンスターを見て強く思ったのが、「なぜ怪獣たちは真正面から取っ組み合うのか?」という疑問である。いや、これは本作に限った話ではないのだが、怪獣が格闘戦をするメリットって何なんだ? という。あのー、ゴジラなら放射能熱線吐けるじゃないですか。もっとも有名な奴の必殺技ですよ。当然、それは肉体を使った白兵攻撃よりも威力がある、と思われる。だが――なぜかゴジラ氏は熱線オンリーで遠距離から封殺、というようなことはしないのだ。いやもちろん、熱線ばっかだと展開に起伏がない、というのは分かる。わかるがそれはスクリーンのこちら側の事情であって、それに寄り添う行動をスクリーンの向こう側の存在に取らせたいのならばそれなりの理屈は必要なのである。ゴジラに限らず、熱線系必殺技を持つ怪獣たちはなぜ真正面から相手につかみかかってしまうのか? そして掴みかかられた側はなぜゼロ距離から熱線をブチ込まないのか? そこで熱線吐けば余裕で振りほどけるし相手大ダメージだよね? みたいなことを延々と考えてしまう。この態度、たぶん大多数の人からは「細かい無粋なことを気にするな」と怒られるのだろうが、俺はその考えには断じて否を唱えたい。

 

 時間切れ。

 

(「嘘をつくな」と言っているのではない。「適当な嘘をつくな」と言っているのだ。掴みかかるにしても射線が通らない背後からにすべきだろう)