増してや手足でカマイタチとかマジでどういう理屈なのかと
戦闘描写において非常に重要なのが、攻撃の威力の描写である。より具体的に言うと、「攻撃そのものの記述」よりも「攻撃の結果発生した二次的な物理現象の記述」の方が重要であるということだ。「一歩踏み込んで拳を放つ」だけだと何も血沸かないが、「一歩踏み込んで拳を放つ。足元の落ち葉が腕から延びる直線状に舞い上がった」とかならものすごい威力の正拳突きであることが実感でき、うおおすげえとなる。刃蘭・アイオリアは超人であり、その攻撃はたとえ素手によるものであろうとなんか色々すごい二次的現象を引き起こすはずである。しかし戦闘現場は石畳の至聖祭壇である。起こせる物理現象には限りがある。まぁ、上から振り下ろす感じの攻撃で床が破壊される、という感じのやつしか思い浮かばないのであった。つまり、どこにも命中せず振り抜かれた攻撃をどう描写すればいいのか問題が発生するのである。なんかこういうとき漫画的表現だと、カマイタチ? 的な? ものが発生しますけど、さすがにそのー、あんまリアルを感じないと言いますか。例えめっちゃ鋭い刃物だったとしても、どんだけ高速で振るおうが真空波なんて発生しませんよ、ファンタジーやメルヘンじゃないんですから……(ファンタジーです)
時間切れ。
(ジヴラシア=サンDISってんのかメーン)