冲方先生本人による前日譚小説もめっちゃ面白かったからなぁ
ほんでな、『蒼穹のファフナー』がようつべで期間限定配信されていると聞いた俺はいてもたってもいられなくなってさっき一話と二話を視聴してきたんや。ファフナーっつったらおめー、「一期の前半一クールがクソだが、それ以降は超傑作」という評価をそこここで聞く感じであったわけだが、いやお前、最初の一クールは我慢しろてお前……なにその「クソな会社でも三年は我慢して努めろ」的なやつ。勘弁してくれよそれプレゼンになってねえよ、我慢させるにしても12話は長すぎだろ……と思って、興味はあったものの手は出ていなかったのである。しかし脚本・ストーリー原案は冲方先生ですよ。したらお前、ファンの務めとしても、見ないといけないんじゃないの? で、見る。おもろいやん。前半クソクソ言われてたからいったいどんなファッキンスカム案件が飛び出してくるのかとびくびくしながら見ていたが、いやいや、全然オッケーやんけ。まぁ、まだ二話までしか見てないけど、これから心をえぐる悲劇の予感がひしひしとしてくる。なにしろ冲方先生だからな……あの人本当に容赦ないからな……しかし冲方先生は、あのー、「愛の戦士になりてぇなぁハッピーエンド書きてえなぁ」とか言いながら凛雪鴉みたいな最低の腐れ外道を主役として登場させる、
時間切れ。
(虚淵先生みたいななんちゃって愛の戦士(笑)とは違いますからね。その目に熱き炎を宿した愛の戦士(真)である。ただ悲惨なだけの物語では終わるまい)