螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

コンセプト決める前に先に全部読んじまうか

小説家になろうでの方法論になるのですが、引きとはまったく関係のないところで細かく区切って投稿するという手法があるそうです。あのサイトでは一話あたり一万字でまったく見向きもされなかった作品を内容変えずに一話二千字で投稿し直したところバズったという逸話があるくらい一回の「短さ」が重要で、とはいえ二千字だと引きどころか場面転換さえままならないのでじゃあどうするのかというと、本当にぶつっと切るのだそうです。各話の引きや収まりの良さよりも手軽に読めることを重視した手法であり、実践者曰く効果抜群なんだとか。ネット小説は週刊漫画よりもさらにインスタントな娯楽なので、追いかけやすいことと消費しやすいことが何より大事なんでしょうね。週刊連載よりも単位が小さい話で毎回引きを考えるのも不合理ですし理に適っているとも思います。もちろん作者側が週刊より早いペースで安定供給できてこそ効果を発揮する方法でしょうけど。バールさんの好みからは外れるかもしれませんがご参考までに。

  ……マジでー? え、マジでぇ? ええ……(困惑)。どうしようか。いや本当に。ここで怠惰な俺の本性は「ヤッター! 改稿せずに済むー!」みたいなことを思い始めたりしてしまうわけだが、まぁちょっと落ち着こうか。調べてみる。ググった。ッ結果、まぁ、その、わりと二千字にしとけ論は多い、印象ではある。ううむ、しかしぶつ切りで、か……。まぁ、各話冒頭に状況と人物を手早く説明する一文くらいはあってよかろう。もう、それでいい。起承転結? 知らん! 俺は垂れ流すぞ、JOJOォォォーー!!!! で、あー、えー、『工学的ストーリー創作入門』のコンセプト章までを読み、総十郎とリーネのエピソードを一つの掌編と捉え、本作に準拠して作ってみることにする。で、コンセプトだ。「もしも~~だったら?」というようなやつ。なるべく意外性があって、その答えを知りたいと思わせるような感じの。で、考えた。

 もしもリーネが実は剣のほうが才能があったとしたら?
 もしもリーネが自分のおっぱいを嫌いだったら?
 もしも総十郎がリーネに嫉妬していたら?
 もしもリーネが自分の高身長にコンプレックスを抱いていたら?
 もしもリーネがポニーテールを解くと人格が豹変する奴だったら?
 もしもリーネが平民たちのようなティピカル緑色エルフ装束を着たら?

 ……うー……ん……どうなんだこれは……まぁ、意外性は、ある、のか? しかし人物に関するコンセプトはハイ・コンセプトにならないとか書いてあったしなー。状況に関わるコンセプト? なんじゃろう? ぜんぜん思いつかないぞ。というか本作でハイ・コンセプトの例に挙げられている作品が全部わからないのが辛い。

 

 時間切れ。

 

(なんとなくここでアーブラス・シュネービッチェンのキャラを掘り下げたいような気もするが、たぶん贅肉かな。とりあえずこの掌編エピソードの進捗でしばらくブログを埋めようと思う)