螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

本作で初めて登場する妙齢でおっぱいでかい女性だというのになんつう扱いだよ……

 アンタゴニアス79話をアレする。あのー、つまり、どういうことだってばよ。結局、甲零式機動牢獄を動かしていたアメリ氏は? オリジナルの肉体の一部を移植されたクローンで? で同じようにオリジナルの肉体の一部を移植されて「青き血脈」属性を得た同じクローンたちを一人で殺し、天子たる者らを何人も殺した罪でこの世の罪業ヒエラルキーの頂点に立ち、あとついでに産んだ我が子と親父も殺した、と。しかしなんだ、何かの基準で、何かから「青き血脈」かそうでないかを判定されるわけであるが、じゃあクローンが生んだ子は「青き血脈」と考えていいのか。どうなんだ。いや、この場合、オリジナルの一部を移植された時点で、ルール上はまったく瑕疵なく「青き血脈」認定を受けるのだから、その子供ももちろん「青き血脈」で間違いない。えぇ、まぁ、そういうわけでセルフ罪業メント行為によって、普通はあり得ないほどの罪業を宿すアメリクローンちゃんは、たったひとりで〈美〉セフィラの必要エネルギーをほとんど賄っているのだろう。ゆえに〈美〉セフィラでは〈原罪兵〉へのエネルギー的依存がほとんどなく、人々はかなり理想的な暮らしをしてきたのではあるまいか?

 

 時間切れ。

 

(だが、アメリクローンただひとりに依存する社会は、彼女の死とともに崩壊する脆弱性を孕む。〈法務院〉はこれを強く憂慮している。なんつってもセフィラは10個しかないんだから、〈美〉セフィラが潰れたら全罪業の十パーセントがなくなることを意味している。これはとんでもない危機であり、〈帰天派〉の投入はやむを得ないであろう)