螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ヤバいくらい進まねえ

「……救われるために祈るのではない。祈ることが救いなのだ」

 いつか、礼拝のときに、偉い人が言った言葉。
 神は我らを見捨てたのだという声がたくさん出る。そんな中で、信仰の道を説き続けた人だった。

 で、性転換する。アッ、かわいらしい! よしよしこれは明らかに俺ではないな。なんか、よくしらんけどこのタイミングでスポーンしてきた良く知らん小娘だ。そいつがディルムッドにチョコを渡すところを俺は物陰からニヤニヤしながら眺めてるって寸法よ。そうゆう状況設定が完全に脳内に構築された。これでノーダメージだ。完璧な作戦だった。そして小娘がディルムッドにチョコを渡す!!!! いまいちバレンタインという風習を理解していないディルムっさんだったが、なんか小娘の必死の説明で理解!!!! 良いものですね、こうして人の世の移り変わりを知ることができるのはとても嬉しい、と人理を守る英霊らしいことを言うディルムッド!!!! そして奴は跪き? 「貴女に忠誠を誓い、幾多の戦いを潜り抜けてきましたが、過分なご厚情に恐悦至極です!」と喜んで……ってちょっと待て貴様ァァァァッッ!!!!! そいつは、その小娘は俺じゃねええええええ!!!!! 俺以外の奴に何忠誠心示してんだテメェェェェェェェ!!!!!! という俺の叫びは二人に届くことは一切なく、忠義の騎士らしく堅苦しいキャラによるギャグとかも挟みつつ和やかにイベントが終了したわけであるが、俺は二度と性転換しないことを誓った。

 

 時間切れ。

 

(まさかディルムっさんの忠誠心をぽっと出の小娘にいともあっさり奪い取られるなどという屈辱を味わわされるとは夢にも思っていなかった俺は、バレンタインに対する憎しみを胸に、屍山血河を築いてゆくことを決意した。愛など不要。あるのは戦いだけだ)