螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

そんな小賢しい感想を抱く奴に向けた映画じゃないことはわかっている

 なんで作劇上重要じゃないと思ったか。まぁ要するに、カラテで倒したのって、要するに異星人の尖兵であって、ボスじゃないんですよね。しかも、尖兵は人間の脳を制御中枢にしていて、敵は脳を洗脳して兵器に仕立て上げているわけで、つまるところ尖兵は被害者であり、味方だったのである。それをいくらカラテでカッコよく倒しても、敵に打撃を与えたとは言いずらいのである。本作で本当に敵に対して回復不能な損害を与えたのはまったく別の要因であり、はっきり言えばカラテは時間稼ぎくらいの役にしか立ってないのである。これが、カラテじゃなくて、なんか強力な銃器とかであったとしてもまったく問題はなくストーリーは成立するのだ。ストーリーという因果関係の連なりにおいて必須のパーツではないのである。もっとこう、カラテじゃなきゃ倒せない敵でなければならないのではないか。そして、そうやってカラテ殺したからこそ、人類は勝てた、という感じでなくてはならないのではないか。現状どちらも非常に薄いのである。いやそんなことはどうでもいいんだ。引用がないことからもわかる通り、今日は一字も書けないかった。書けなかったんだ。書かなかったわけではない。メモ帳に向き合って唸りはした。だが、だが何も、何も言葉は出てこなかった。

 

 時間切れ。

 

(どうすれば……どうすれば……)