わからない。なにもわからない。
神を祀り、絆を結び、加護や力を授かる神州大和の呪術体系とは異なる、人域の踏破論。
――刃が抜き放たれ、閃く。
だが、総十郎は、腕は愚か指の一本すら動かしてはいない。鯉口は切られず、柄と鞘はぴたりと閉じ合わされ――そして刃だけが走った。
サイコパス三期、視聴完了する。え? なんか八話で終わってるんですよ。マジかよ、おのれ商法かよ。説明しよう! おのれ商法とは!! 『仮面ライダーディケイド』において、明らかに話を途中で終わらせて最終話とし、「続きは劇場版で!」するあこぎな商法のことである!!!! マジかよ許せねえ!!!! まぁ、今月の27日に劇場版は公開されるようだが、一応広島でもやるんだけど近くの映画館でやんねえのかよ……めんどくせえなオイ……いやまぁ、それはともかく、三期のラストにおいて、監視官のひとりが、敵の首魁と通じて取引を交わし、闇落ちしてしまう感じになってしまうわけだが、いや、それは待て、ちょっと待て。監視官をやるにはかなりクリアなサイコパスであることが求められるのではないのか。もちろん、心情的には、そうしてしまうのもわかるだけの描写はあるのだが、俺が言っているのは「親しい人間を救うために、法を破り、悪人と誼を通じる」という行いはシビュラシステム的にはアウトであり、そんなことをしそうな精神状態になった時点で監視官を降格されていなければおかしいのではないか。ちょうど狡噛さんがそうであったようにだ。サイコパスの世界はそういう社会だったのではないのか。
時間切れ。
(なんでこの人まだ監視官続けていられるんだ……わからない。こいつも免罪体質者とでも言うのか)