ここで参考にしたいのは『刃鳴散らす』である
――オレも、お前のいるところに行くよ。すべて、背負う。そしてそれを重心と成す。
オレと出会うまで抱いていた希望、オレと出会ったことで迎えた絶望、オレに対して向けられた呪詛と怨嗟。苦悶。恐怖。憎悪。
そのすべてを受け止めながら。そのすべてを抱きしめながら。
この身を満たす虐殺の法を、刃に宿らしめる。
重心と成す。
世界はこの剣を中心に回っている。オレが剣を持っているのではなく、剣がオレであり、オレは柄から汚染幽骨の肉体を生やしている。
だからこそできることもある。
敬虔なる殺意を込め、三十二手目を放つ。これでヤビソーを殺し、その想いのすべてを背負えるなら、もうこれですべての力を使い果たして死んでもいい。放つたびに体重が減ってゆく、そのつもりで放つ閃撃。
軽い手ごたえとともに、斬撃軌道がわずかに歪められる。
あァ、見事だ。
バール氏がめっちゃムキムキになってしまう件について。e
なるんかいなぁ……正直、一週間続けましたけど、何も効果は実感しないんですよね。まぁ、ニート期間終わるまで続けて、余裕がありそうならそれ以降も続けます。まぁ一週間程度でなんか変わるわけないか。あぁ、遠藤さんオススメの一週間の筋トレメニューとかないですかね!!!! で、えー、ようやく夢枕パートから虚淵パートへ移行した感じだ。ここから戦局が大きく動き、決着がつく。だが、ヴォルさんの必殺技がいまだに何も思いつかない。どうすればいいのか。とりあえず直近で考えているアイディアは、剣が本体であるという今のヴォルさんの性質を利用し、斬撃を打ち込んでちょうどいいタイミングで汚染幽骨の肉体を引っ込め、剣先を持っている形で別の肉体を生成して通常ではあり得ない太刀筋を実現する的な? ことを? 考えているわけであるが、正直それは「小細工」ぐらいの重みしか感じないのである。そんなんにわざわざ必殺技として技名つけるのは、なんか軽いな、と思う。ここで放たれるべき必殺技は、まさしくヴォルさんの生涯の集大成、その生きざまの象徴とも言うべき対人宝具であるべきであろう。だが、独創的な必殺技のアイディアが俺の中から枯渇していた。どうすべえ。
時間切れ。
(異修羅だと魔剣の能力は「よく当てる」か「当てたら必ず殺す」かの二系統に代別されると論じられているが、いやしかし、もうちょっと他にないか? うぬーん)