螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

ちくしょう……ちくしょう……

 あァ、見事だ。
 オレの太刀筋を見切り、最小限の力で受け流した。かすっただけでも挽肉になるであろう運動量を、傷一つ負わぬまま凌いだ。
 だが――わかっているぞ、ヤビソー。確かに無傷だろうが、体勢が一切崩れないなんてことはあり得ない。そこまでナヨい攻撃を放ったつもりはねえ。
 体幹が揺らぎ、次の行動を始めるまでに一瞬の遅延が生じる。そこに間髪入れず次の一撃。するとさらに体勢が揺らぐ。そうして少しずつ遅延に遅延が積み重なり、やがて対処が不可能になる。
 だが、もうまどろっこしいのはやめだ。
『――今、殺すゼ。凌ゲやヤビソォォォォッ!!』
 [ぐにゃり]、と。
 ヴォルダガッダの全身が歪み、まるで吸い込まれるように魔導大剣へと取り込まれてゆく。
 と同時に、切っ先の方で紅い汚染幽骨が膨れ上がり、大剣の刀身を掴む巨大な手へと変化。そこから手首、腕、肩、胴体と順に形成されてゆき、一瞬でヴォルダガッダの肉体を復元する。
 そのまま、振り下ろす。自らの体重を込め、押し潰す。
 血と肉が散華する。
 当然だ。どれほどの剣才があろうと、否、あるからそこ、この変化は予測できない。

 さぁ、ここでもう思いついていることが枯渇してしまったぞ。これからどうすればいいんだ。総十郎はどう勝てばいいんだ。あぁ、わからない。いまから目に浮かぶようだ。きっと明日はクソ雑魚文字数を晒してしまう。もう嫌だ。クソ雑魚文字数を晒したくない。だけど晒してしまう。いったいどうすればいいんだ。何も思いつかない。まぁ別に、ここでこともなげに総十郎に回避させてもいいだろう。しかし、それには納得のいく理屈がいる。せっかく敵がすごい意外な手段で不意を打ってきたのだから、そんなお前、素のスペックで回避判定に成功はないでしょう。何のために俺は剣先から体を生やす案を採用したんだよ。むしろこの奇手を逆手に取る感じの? たとえば、剣先を持っている状態であるから、必然的にヴォルの脳みそは先端近くに位置し、その状態で振り回されると立ち眩みのようなものを起こすとか? いや……それはさすがに間抜けすぎるだろう……ギャグじゃねえか完全に……。だが、そう、距離的に遠くなるのは確かなんだよな。だから、普通なら気づきもしないような動作の遅延を、総十郎は鋭敏にとらえ? 突くの? うーん、まぁそれはいいんだけど、直近の、この押し潰しはどうするんだという話になってくるのである。というか血と肉が散っているがこれなんなの? ぜんぜん考えてないのである。いつものように

 

 時間切れ。

 

(身代わり札なの? いや、身代わり札は血肉飛び散らないだろ……。納得のいく事情を思いつかなかったら飛び散った記述は削除するしかないが、あああああうううううどうすればいいんだ)