螺旋のモノリス~京都湯けむり殺人神父ラヴィニ―のドキ☆釘付け魅惑大胸筋~

小説書きでミニチュアゲーマーが何の生産性もない無益なことばかり延々とくっちゃべってるブログ

滅べ描写!!!!!!!!!!!!!!!!!

 [法則の書き換え]。
 魔導大剣が本体であるなら、汚染幽骨は煉獄滅理の法を世界に押し付ける端末である。本体を直接どうこうするのは不可能だが、端末ならばいくらかやりようはある。
 問題は、汚染幽骨が外部からの呪術干渉に対してほとんど完全とも言える抵抗能力を持つ点だ。浄化なり呪詛返しなりの札を、ヴォルダガッダの表皮に張り付けたところで意味はない。あれは「巨躯のオークの形をした世界の境界面」であり、異なる世界に作用するような呪法は人の領域の御業ではない。
 で、あるならば、ヴォルダガッダが自分から猛毒を体内に取り込んでくれるよう誘導するしかあるまい。
 ――幽骨という存在の物理的な挙動には、大きく分けて二種類の異なるメカニズムが働いている。
 「運動」と、「拡大」だ。
 前者はわかりやすい。通常の物質と同じように質量を有し、作用反作用の法則を受け入れる動作挙動だ。他の物質と物理的に干渉するため、内部に霊符を潜り込ませることはできない。
 だが――後者。無から生じ、質量保存則を無視する形で支配領域を広げてゆく挙動。この「拡大」メカニズムで動く幽骨は、他の物質を透過して内部に取り込むことがありうる。
 総十郎は、エルフ騎士たちの幽骨剣を見せてもらい、柄しかない状態から一瞬にして刀身を生成する「拡大」挙動に対してさまざまな実験を行うことで、確信を持つに至った。
 ――ゆえに、これは必然。
 ヴォルダガッダが、自らの汚染幽骨(にくたい)の「拡大」的性質に気づき、それを戦術利用するであろうことを期待――否、信頼した。 悪鬼の王が総十郎を信頼したように。
 魔導大剣の先端に、身代わり札を張り付けておいた。
 それを、奴は、取り込んだ。
 汚染幽骨の内部で、札が神韻短刀に変じるのが見えた。
「吽(オン)――」

 だからさぁ、なんか違うよね? あのー、文字数だけ伸びてるけどさ、なんか説明だけじゃん。話進んでないじゃん。そんな幽骨の細かな挙動とか読者はどうでもいいんだよ!!!! 欲しいのはそこの説明じゃない!!!!!! うるせえボケ殺すぞボケコラカスコラ!!!!!! 俺は説明文が好きなんだよボケェ!!!!!! 殺すぞ!!!!!! もうね、「説明するな描写しろ」とか俺はもうウンザリというか、そのノリは俺的にもう古いんだよ。かつては俺もそんな戯言を信じた時期があったが、もうなんていうか「描写で間接的に意図を示す」とかいうのがもう無理。俺はそういうの読解できない。ダルすぎる。言いたいことがあるならはっきり言え。めんどくさい女子か。フザけるな殺すぞ。小説はお前の想像力類推力喚起オナニーの道具じゃねーんだよ。はっきりわかりやすく伝達しろ!!!!! 描写に逃げるな!!!!!! ゼェゼェ……。で、結局、煉獄滅理の法をどうクラッキングするの? それが思いついていたらもう今日の執筆分に書いているのである。ぜんぜん思いついてない。どうすればいいんだ。まったく想像もつかない。ところで今日は『カメラを止めるな!』を視聴した。面白かった。最初の三十分強は怖い感じで始まるのだが、人並みの読解力を持つ視聴者ならば

 

 時間切れ。

 

(この後に来るどんでん返しは容易く予測できることであろう。ところが、その予想されるどんでん返しだけでは説明のつかない描写がそこかしこに散見されており、この映像はいったい何なんだろう、という大きな疑問が発生する。そこで後半に至るわけであるが、いやぁ、みんなよく頑張ったなぁと思った(小並感))